賃貸物件を検討されている方のなかには、古い和室の物件についてあまり良い印象を抱いていない方もいるのではないでしょか。
そこで今回は、古い和室のメリットやデメリットについて解説いたします。
また、いかにおしゃれに見えるよう演出できるかについてもご説明します。
一見おしゃれに見えにくい古い和室のメリット
和室のメリットとしてまず挙げられるのが、癒し効果です。
和室だと、すぐに横になることもできます。
日本人にとっては馴染み深く、癒されるとともに心を和ませてくれます。
また、調湿効果もメリットの一つです。
和室の畳に使われているイグサが、湿気を吸ったり出したりしてくれるので、湿度を一定に保ってくれます。
さらに、和室には収納が多いのもメリットといえるでしょう。
和室の収納は、主に押し入れになっています。
押し入れは、寝具を収納するように設計されているため、クローゼットよりも奥行きがあり、収納力に優れています。
おしゃれに見えにくい古い和室のデメリット
和室のデメリットとしては、お手入れの大変さが挙げられます。
畳に使われているイグサは、使用していくうちに擦り切れて、定期的な張り替えが必要です。
また、おしゃれに見えにくいと感じている方も多いのではないでしょうか。
原因は、床は畳で和風なのにカーテンをしていることや、家具などのインテリアが和室の雰囲気にマッチしていないなどが挙げられます。
和と洋が馴染まない、古いものと新しいものが馴染まないことが、おしゃれに見えない理由と言えます。
古い和室をおしゃれに見せる方法
和室をおしゃれに見せる方法はあります。
一つ目は、照明にこだわるということです。
本体にデザイン性のある照明器具を使うと、和室が簡単におしゃれに見えます。
また、間接照明やスタンドライトを使う方法もおすすめです。
適度に陰影のある照明は、和室の畳や家具をスタイリッシュに見せてくれます。
二つ目は、自然素材のインテリアを使うということです。
木や草などが多く使われている和室は、ラタンなどの自然素材との相性が良く、おすすめと言えるでしょう。
三つ目は、カーテンの選び方です。
本来は和室に馴染みにくいものですが、カーテンを選ぶ際は和の雰囲気に合った、くすみカラーなどがマッチします。
また、ブラインドやスクリーンを選ぶのも一つの方法です。
木製のブラインド、竹や麻などのスクリーンは相性も良く、和室ががスタイリッシュに見えます。
まとめ
賃貸物件を探していらっしゃる方のなかには、古い和室を避けたいと思っていらっしゃる方もいるかもしれません。
しかし、ご紹介したメリットやデメリットを理解したうえで、工夫しながら非常におしゃれな空間にすることも可能でしょう。
ぜひ、古い和室の物件も念頭に入れてみてはいかがでしょうか。
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