大田区蒲田には、聖蹟梅屋敷公園というお出かけスポットがあることをご存じですか?
一見普通の公園ですが、歴史が深く四季の変化も感じられ、一人で気軽に訪れることができる場所なので、ぜひ大田区蒲田で暮らす方に訪れていただきたいおすすめスポットです。
そこで今回は大田区蒲田にお住まいの方に向けて、聖蹟梅屋敷公園の特徴をご紹介いたします。
大田区蒲田にある聖蹟梅屋敷公園の特徴
聖蹟梅屋敷公園の歴史は、江戸時代に和中散という常備薬の売薬所であった約3,000坪の土地に、数百本の梅の木と花木を植え、東海道の休み茶屋を作ったことが始まりだといわれています。
当時から梅の名所として多くの人から親しまれ、明治時代に入ってからは明治天皇も気に入られ、何度も通われたそうです。
公園の入口近くには「明治天皇御幸所」と書かれた石碑があり、皇室ゆかりの地としても有名です。
その後は所有者の変更により面積も小さくなり、昭和28年からは区立公園となりましたが、現在も約100本の梅の木が植えられています。
聖蹟梅屋敷公園は、11種類のアヤメを植栽しているのが特徴です。
これは平成29年に東京都大田区と山形県長井市が「災害時における相互応援に関する協定」を締結し、長井市で有名なアヤメを取り寄せたことがきっかけです。
長井市独自の品種である「長井古種」を植栽しており、5月から6月にかけて見ごろの時期を迎えます。
また園内には池があり、その周りの遊歩道には梅やアヤメのほかに、日本水仙や草ざさなど、多くの植物が植えられており、四季折々の風景を楽しめるのも聖蹟梅屋敷公園の特徴です。
ゆったり落ち着いた雰囲気で歴史と自然美を楽しめるスポットなので、ぜひ休日のお出かけに訪れてみてください。
大田区蒲田にある聖蹟梅屋敷公園の場所やアクセス方法
大田区は羽田空港の国際線増加にともない、多くのホテルが建設されている場所です。
空港への拠点として注目されている一方、穴守稲荷神社や池上本門寺など、由緒正しい神社仏閣が多い場所でもあります。
また蒲田駅周辺にはグルメスポットも多く、とくに餃子が美味しいお店がたくさんあります。
ぜひ大田区蒲田の魅力を散策しながら、聖蹟梅屋敷公園にも足を運んでみてください。
聖蹟梅屋敷公園への交通アクセスは、以下のとおりです。
所在地:東京都大田区蒲田3丁目25番6号
アクセス方法:京浜急行線「梅屋敷駅」より徒歩約5分
駐車場:なし
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