東京都大田区にある池上本門寺は古いお寺で、重要文化財など歴史的価値の高い建造物や書・彫物を多く有しています。
毎月さまざまな行事がおこなわれており、行事のないときでも御朱印を集めたり、庭園を眺めたりするために人々が訪れています。
広々とした境内は、散策すると1時間があっという間です。
今回は池上本門寺について、歴史や見どころをご紹介します。
大田区にある池上本門寺の宗派や歴史について
池上本門寺は今から700年以上も昔、日蓮聖人が入滅なさった場所として知られるお寺で、宗派は日蓮宗です。
寺の名はもともとは「長栄山本門寺」で日蓮聖人が名付けられたものでしたが、入滅なさった後、現在の敷地が寄進され「池上本門寺」と呼ばれるようになりました。
今でも日蓮宗の大本山として、毎年10月には3日間にわたって日蓮聖人を偲ぶ法要がおこなわれています。
安土桃山時代の武将として知られる加藤清正公は熱心な信者で、総門をくぐったところにある石段や大堂を寄進なさったと伝えられています。
●所在地:東京都大田区池上1-1-1
●定休日:なし
●アクセス方法:東急池上線「池上駅」より徒歩10分
●駐車場:あり
大田区にある池上本門寺の見どころについて
池上本門寺の総門をくぐると目の前に現れるのが、96段の石段です。
加藤清正公の寄進と言われる石段は此経難持坂(しきょうなんじざか)と呼ばれ、現在もなお当時の原形を残す貴重なものです。
「信仰の尊さと石段を登る苦しさを対比させた」と言われる石段を登りきると、中心伽藍への入り口である仁王門にたどり着きます。
「石段がきつい」という方は、此経難持坂の右にある緩やかな傾斜の女坂を上ると良いでしょう。
池上本門寺を訪れたら、ぜひ見ておきたいのが重要文化財にも指定されている五重塔です。
関東には幕末以前の五重塔が4基現存しますが、そのなかでももっとも古いとされるのが池上本門寺の五重塔になります。
初層のみが和様でそれ以上の層はすべて唐様から成る貴重な塔は、2001(平成13)年に全面修復されました。
松濤園(しょうとうえん)は、一般公開期間にしか見られない貴重な庭園です。
作庭者が小堀遠州と伝えられる松濤園は本殿裏にある奥庭で、4千坪の広大な敷地には各所に茶室が配されています。
松濤園は見事な景観だけでなく、西郷隆盛と勝海舟が江戸城無血開城の会見をおこなった場所としても有名です。
おすすめ物件情報|大田区の物件一覧
まとめ
池上本門寺にはご紹介したように五重塔や松濤園など歴史的価値の高い見どころがたくさんありますが、それだけでなく春の桜や秋の紅葉も見事です。
大みそかには除夜の鐘が撞かれ、お正月から節分にかけては幸福を招く「福鳩守」が縁起物として参拝者に配られます。
駅から徒歩圏内にあるので、近くに出かけられたら立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
私たちKENTY不動産は、蒲田を中心に多数の賃貸物件を取り揃えております。
不動産のプロとしてお客様が満足していただけるよう対応いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓
/*/////////////触らない///////////////*/?>/*///■アイキャッチ用■///*/?>/*///■タイトル■///*/?>/*///■デフォルト黒文字用■///*/?>/*///■太文字+マーカー■///*/?>/*///■各コンテンツのDIV■///*/?>/*///■テキストリンク■///*/?>/*///■ボタン用■///*/?>