「ペット可の賃貸物件がなかなか見つからない」「家賃が高くてペット可の賃貸物件を選べなかった」という経験はありませんか?
実際にペット不可の賃貸物件が多く、ペット可であっても家賃がペット不可の賃貸物件よりも高いケースがあります。
そこで、どれくらい費用に差が出てくるのか、ペット不可の賃貸物件が多い理由をご紹介します。
ペット可とペット不可の賃貸物件の家賃にはどれくらい差がある?
ペット可の賃貸物件には、もともとペットと暮らすためにつくられた賃貸物件とあとからペット可になった賃貸物件があります。
ペットと暮らすことを前提につくられた賃貸物件の場合、家賃はペット不可の賃貸物件より1.5割から2割ほど高くなります。
一方、あとからペット可になった賃貸物件の賃料は、ペット不可の賃貸物件と比べて1割から2割ほど高くなります。
家賃のほかに気になるのが、敷金・礼金、退去費用です。
ペット不可の一般的な賃貸物件の敷金は、賃料の0か月から2か月分ほどです。
対してペット可の賃貸物件の場合、敷金は賃料の1か月から3か月分、礼金もペット不可の賃貸物件より1か月分プラスされるケースがあります。
また、退去時には原状回復費用、クリーニング費用、脱臭費用が必要です。
ペットと一緒に暮らしていると、どんなに気を付けていても室内に汚れや傷、においが生じます。
原状回復費用が敷金を超えた場合は、住んでいた方の自己負担になるケースもあるため、ペット可の賃貸物件で暮らすと退去時の費用がかさみます。
ペット不可の賃貸物件が多い理由とは?
動物が賃貸物件で生活することで、室内に傷や汚れ、においが残る場合があります。
退去後にクリーニングや脱臭をしますが、すべて元の状態に戻せるとは限りません。
修繕できない傷が残るケースもあります。
そのため、ペット可の賃貸物件は原状回復が難しく、次の入居者がなかなか見つからないこともあるのです。
また、動物の鳴き声や特有のにおいに、抜け毛などに対する苦情がくる恐れがあり、周辺住民とのトラブルも発生するかもしれません。
さまざまなリスクを考慮した結果、賃貸物件のオーナーはペット可に踏み切れないと考えられます。
もしもペット不可の賃貸物件で動物と暮らした場合、賃貸物件のオーナーからペットを手放すように要求されるか、強制退去のうえ罰金の支払いを求められることがあります。
まとめ
ペット可の賃貸物件は、さまざまな理由により費用が高く設定されています。
日頃からペットによる室内の損傷対策やにおい対策をすることで、退去時の費用を抑えることが可能です。
また、周囲にも気を配りながら暮らすことで、ペットによるご近所トラブルを回避できます。
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