この記事では、火災保険とは何か、どんな種類があるのか、相場はどれくらいなのかについて解説していきます。
これから賃貸物件の契約を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
賃貸物件の火災保険の種類と相場
賃貸物件の契約をすると、必ず火災保険に入ります。
火災保険は住まいを守る保険で、それぞれの保険によって補償内容が異なる点に注意することが必要です。
火災保険には、以下のように3つの種類があります。
●火災保険「建物」を契約する
●火災保険「家財」を契約する
●火災保険「建物」と火災保険「家財」の両方を契約する
火災保険の場合、契約内容によって補償できるものが「建物」なのか、「家財」なのか、それとも両方なのかと変わってきます。
また、火災保険の相場は一人暮らしの場合およそ6,000円ほどです。保険会社によって保険料が変わり、高いと1万円を超えますが、安いと4,000円ほどのものもあります。
ネットで簡単に保険料のシミュレーションをおこなえるので、火災保険に加入する前には調べておくことをおすすめします。
賃貸物件の火災保険の補償内容と補償外内容
賃貸物件の契約をし、火災保険に加入した場合に補償範囲内となるのは、火災、落雷、漏水事故、騒じょう、爆発などです。
補償外となるのは、保険契約者または被保険契約者が運転する車両の衝突や、保険契約者、被保険契約者の法定代理人の法令違反などです。
補償内となるものも補償外となるものの、契約した火災保険の内容によって違いが出てくるので、契約時にしっかり確認しておきましょう。
どのような事例だと賃貸物件の火災保険の補償外になるのか
では、もう少し詳しく火災保険の補償外になる事例を見ていきましょう。
雷が落ちたりする自然災害、空き巣に入られたなどの犯罪は補償範囲内ですが、大雨で河川が氾濫し、床上浸水したためカーペットやソファーが汚損した場合には補償外となります。
また、子どもが家の中で走りまわり、テレビが破損した場合にも補償外です。
火災保険内容によってはこれらをカバーできる場合もあり、別の保険に入れば補償外のものを補償内にすることもできます。
まとめ
賃貸物件の契約をしたら、必ず火災保険に入らなければなりません。
この時、火災保険とは何か、どんな種類があるのか、相場はいくらか、どこまでが補償範囲内なのかを知っていれば安心です。
引っ越しする前に知識を付け、ネットでシミュレーションをし自分に適した料金を知っておきましょう。
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